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癒しのキャンドル

癒しのキャンドル
皆様はキャンドルの灯(ともしび)を見ると心が落ち着くと感じたことはありませんか?

今回のブログでは、キャンドルの灯がもたらすさまざまな癒しの効果についてご紹介します。生活のプラスになるような内容をお届けしたいと思っておりますので、最後までお読みいただけると幸いです。


キャンドルに火を灯すとまず、視線が向くのがオレンジ色の炎です。キャンドルの明かりだけで過ごすとオレンジ色の空間が部屋全体に広がり、炎の揺れを感じ取れます。
オレンジ色は見ている人の心を明るくし、前向きにさせる効果があります。暖色系の色なので見ているだけで暖まります。


色の次に感じるのが実際の温かさです。
キャンドルの成分は「ロウ」でできていて、空気中の酸素を使って燃焼し、二酸化炭素と水が生成されます。空間が暖かく感じるのは色の効果だけでなく、炎による熱と加湿も関係しています。
これは灯油ストーブの原理も同じで、灯油がロウの役割をしていて、灯油を燃やすことで熱と水蒸気が出てきます。乾燥しにくいのはこのためです。

エアコンの暖房では空気そのものを暖めるため空気中の水分は増えずに、温度だけが上昇するため、部屋全体の湿度が低下して乾燥しやすくなります。キャンドルの温かさが優しいと感じるのは、湿度が高いと温度が低くても温かく感じるためかもしれません。


私が思う、キャンドルの最大の魅力は「炎の揺れ」です。
じーっと炎を眺めているとゆらゆら揺れて飽きることなくずっと見ていられます。なんだか癒されますよね。

この揺らぎを“1/ƒゆらぎ(えふぶんのいちのゆらぎ)”というそうです。小川のせせらぎ・小鳥のさえずり・波の音、これらにも関係しています。ƒとは周波数のことで1/ƒは反比例を示しています。

ここで周波数という言葉が出てきましたが、なぜ周波数と“ゆらぎ”が関係しているのでしょうか?キャンドルの火が揺れる原因と一緒に解説します。
風が吹いていないのに火が揺れていると思ったことがあるかもしれません。無風だと感じていても香りが空間に広がる理由と同じでわずかに風の気流が存在します。その気流がゆらぎの揺れになったり、キャンドルの芯の燃え方も影響しているのではないか考えられます。

また、自然界には音や振動も少なからずあります。音は空気の振動です。振動は波のように行ったり来たりする揺れを繰り返します。この繰り返しの速さを周波数といいます。この周波数が癒しの効果“1/ƒゆらぎ”と関係しているということのようです。

他にも例を挙げると蛍の光・木漏れ日・スカートの揺れ・キャンプが流行った理由の一つである焚火も“1/ƒゆらぎ”の効果があるそうです。規則正しいような不規則なような、自然界に起こる不確かな現象でまだまだ解明されていないことが多いようですが、どこか懐かしく心地のいい気分にさせてくれます。


ぼんやりすることに良い印象をもつ方が少ないかもしれませんが、脳科学では創造性や閃きに繋がるとし、とても大事なことだと言われています。目先の不安や欲を抑えてくれ、良い解決策が閃くんだそうです。最近では韓国で開催されていた”ぼんやりする選手権“が日本でも開催され、話題になっていました。忙しい日々を送っている方々にこそぼんやりして欲しいです。


昨今、香りの効果もプラスされたアロマキャンドル専門店もあり、さまざまな種類のキャンドルが増えてきました。インスタグラムソンバーユ公式アカウントでは、薬師堂筑紫野本店栗原店長がソンバーユ(ローズの香り)を型取った手作りのキャンドルも紹介されていました。とってもかわいいので投稿もチェックしてみてくださいね

皆様のご自宅に飾っているだけのキャンドルはありませんか?
ぜひこれを機に、キャンドルに火を灯してみてはいかがでしょうか。



ソンバーユ株式会社
試験研究室
金森