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スキニマリズム(Skinimalism)

スキニマリズム(Skinimalism)
2回目もソンバーユ試験研究室のコスメコンシェルジュ・薬剤師久保田が担当です。
SNSを中心にネット上で話題になった「スキニマリズム(Skinimalism)」という言葉を聞いたことはありますか? 
2021年ごろから世界の女性が注目していた美容トレンドで、日本でもすこしずつ浸透してきているので、簡単に紹介します。

「スキニマリズム」とは、「スキンケア(skincare)」と「ミニマリズム(minimalism)」を組み合わせ造語で、簡単にいうとスキンケアそのものをシンプルに、少ないケアで行い、素肌(すっぴん)に近い自然な肌感を目指すという考え方からはじまりました。



少し前から「ミニマリスト」という、所有するモノを最小限にするライフスタイルが注目されていました。同じ頃 新型コロナウイルスの流行で外出自粛やマスク着用が当たり前になり、顔を見せる機会が減りました。自分らしさの象徴の一つであった“お化粧”の仕方自体を見直す機会が増え、魅せてカバーするメイクから基礎化粧品へとスタイルが一変しました。

以前から日本には「すっぴん風で、薄化粧」という価値観がありましたが、肌がきれいに見えるように、シミ・そばかすなどの肌の悩みは、ファンデーションを重ね塗り、コンシーラーなどで隠すことが多かったように思います。

スキニマリズムは「隠し」とは一線を画し、化粧はするけれどシミ・そばかすなどは敢えて隠さず、あるがままにします。そして素肌感をベースに、アイシャドウやリップなどのポイントはしっかり魅せる。その自然な自分らしさを楽しむことがトレンドになっているようです。

ありのままの自然な肌を受け入れる考えは、メイクを終えるまでのステップ数を減らします。しかも継続しやすく、使う化粧品の種類が減るので、お肌だけでなく、お財布への負担も少なくなります。
さらに、自分らしさを表現する上では、鏡を見ながらストレスと感じるよりも今のお肌の状態を受け入れ、その範囲でケアステップを行えばよく、気持ちにゆとりが生まれ、お肌と心に優しい暮しと言えるでしょう。

所持するモノを減らしたり、ありのままの姿でシンプルな生活をおくることは、地球環境への負荷軽減にもつながります。こうした観点からも欧米から広まった「スキニマリズム」のトレンドは、一時的なものでは終わらず、今後も広がっていくのではないでしょうか。



皆さまは、このスキニマリズムの考えをどのように感じましたか。

いま自分の肌がどういった状態なのかを知り、適切なスタイルをみつける。シミなどと上手にお付き合いすることも時に必要でしょう。「隠す」であっても、「隠さない」であっても、メイクを楽しむには、肌のキメを整えるが一番です。そのためにベースとなる、「ご自身と相性の良いオイル」を、ぜひ見つけていただければと思います。
普段の紫外線対策と肌の水分を馬油で守るシンプルケアをはじめてみませんか?



ソンバーユ株式会社
試験研究室
コスメコンシェルジュ
薬剤師 久保田