初めまして、ソンバーユ株式会社試験研究室のコスメコンシェルジュ・薬剤師久保田です。ホームページリニューアルを機にブログを社内で持ちまわることになりました。試験研究室にも白羽の矢が立ちました。今回は、はじめということもあって、私たちの仕事に関してのお話です。
ソンバーユ(株)の品質管理部試験研究室は、その名の通り皆さまにお届けする商品の品質・安全を管理しています。
品質安全管理といいましても多岐にわたり、たとえばソンバーユシリーズをロットごとに、製造・出荷の際の品質試験を行うことはもちろん、製造方法・試験方法の検証、資材の確認、製造工程・製造ラインの衛生管理などを担っています。また関連会社である(株)筑紫野物産研究所が仕入れた馬脂などの原材料の各種試験も請け負っています。
さらに九州の農家さんから仕入れた梅雲丹シリーズに使用する南高や白加賀といった品種の梅を、仕入れから製品化までの品質を管理しています。
衛生面は、特にHACCPシステムの考え方を取り入れた衛生管理で食の安全を確保、さらに製造スタッフを対象にした衛生教育を行い、安心・安全な商品の提供および品質向上に努めております。
こうした、化粧品・食品製造に関わる三社全体の多岐にわたる品質管理の業務を一手に担っております。
年間を通して気をつけたい食中毒やウイルス対策では、手洗いの重要性やマスクの使用が注目されていますが、ソンバーユ・梅雲丹製造所内も手洗い、消毒、衛生管理を徹底させるのも試験研究室の仕事になります。
弊社の手洗い場には、馬油固形石けん・馬油石鹸“あわあわ”が常備されております。少し贅沢かもしれませんが、製品の品質を守るため作業工程ごとに手洗いを実施しており、衛生面と作業者の健康とお肌のうるおいを守るためにも活用しております。
また、安全性情報・副作用報告などの情報を集めて、商品に関する情報がないかを精査する業務も行っています。収集先は主に公的機関が運営している独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)や米国国立医学図書館(NLM)が作成するPubMedなどです。
近年は外国語のWebサイトを手軽にブラウザ上で翻訳することができるので、ある程度、有益な情報に触れられる、便利な世の中になりました。自社の製品や使用原料成分の安全性情報はもちろん、自社で使用していない成分や原料の安全性情報も、日々の業務として収集しています。
そして、販売会社である、(株)薬師堂へ寄せられたお客さまからの問い合わせに対して、私たちが専門知識をもとに窓口スタッフへ助言し、迅速な対応ができるよう陰ながらフォローする場合もございます。この時は、品質管理の立場を厳守することが極めて大切です。
私たちは、ソンバーユ、梅雲丹のご愛用者様と、直接やり取りすることはありませんが、日頃の情報収集で得られた知識とこれまでの経験則から提供する情報が、間接的にでもお客さまへ届き、愛用者の方の安心感などに繋がっているだろうと考えることが、日々、真摯に業務取り組む原動力の一つになっています。
今回は、部署の紹介ということで少し堅苦しいブログとなりましたが、今後、「試験研究室 R&Dのあいまに」として継続的に情報を発信していく予定です。お時間あるときにお読みいただければ幸いです。
ソンバーユ株式会社
試験研究室
コスメコンシェルジュ
薬剤師 久保田
ソンバーユ(株)の品質管理部試験研究室は、その名の通り皆さまにお届けする商品の品質・安全を管理しています。
品質安全管理といいましても多岐にわたり、たとえばソンバーユシリーズをロットごとに、製造・出荷の際の品質試験を行うことはもちろん、製造方法・試験方法の検証、資材の確認、製造工程・製造ラインの衛生管理などを担っています。また関連会社である(株)筑紫野物産研究所が仕入れた馬脂などの原材料の各種試験も請け負っています。
さらに九州の農家さんから仕入れた梅雲丹シリーズに使用する南高や白加賀といった品種の梅を、仕入れから製品化までの品質を管理しています。
衛生面は、特にHACCPシステムの考え方を取り入れた衛生管理で食の安全を確保、さらに製造スタッフを対象にした衛生教育を行い、安心・安全な商品の提供および品質向上に努めております。
こうした、化粧品・食品製造に関わる三社全体の多岐にわたる品質管理の業務を一手に担っております。
年間を通して気をつけたい食中毒やウイルス対策では、手洗いの重要性やマスクの使用が注目されていますが、ソンバーユ・梅雲丹製造所内も手洗い、消毒、衛生管理を徹底させるのも試験研究室の仕事になります。
弊社の手洗い場には、馬油固形石けん・馬油石鹸“あわあわ”が常備されております。少し贅沢かもしれませんが、製品の品質を守るため作業工程ごとに手洗いを実施しており、衛生面と作業者の健康とお肌のうるおいを守るためにも活用しております。
また、安全性情報・副作用報告などの情報を集めて、商品に関する情報がないかを精査する業務も行っています。収集先は主に公的機関が運営している独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)や米国国立医学図書館(NLM)が作成するPubMedなどです。
近年は外国語のWebサイトを手軽にブラウザ上で翻訳することができるので、ある程度、有益な情報に触れられる、便利な世の中になりました。自社の製品や使用原料成分の安全性情報はもちろん、自社で使用していない成分や原料の安全性情報も、日々の業務として収集しています。
そして、販売会社である、(株)薬師堂へ寄せられたお客さまからの問い合わせに対して、私たちが専門知識をもとに窓口スタッフへ助言し、迅速な対応ができるよう陰ながらフォローする場合もございます。この時は、品質管理の立場を厳守することが極めて大切です。
私たちは、ソンバーユ、梅雲丹のご愛用者様と、直接やり取りすることはありませんが、日頃の情報収集で得られた知識とこれまでの経験則から提供する情報が、間接的にでもお客さまへ届き、愛用者の方の安心感などに繋がっているだろうと考えることが、日々、真摯に業務取り組む原動力の一つになっています。
今回は、部署の紹介ということで少し堅苦しいブログとなりましたが、今後、「試験研究室 R&Dのあいまに」として継続的に情報を発信していく予定です。お時間あるときにお読みいただければ幸いです。
ソンバーユ株式会社
試験研究室
コスメコンシェルジュ
薬剤師 久保田